<最高裁>父親の敗訴見直しか 子供引き渡し請求で審問(毎日新聞)- Yahoo!ニュース

<最高裁>父親の敗訴見直しか 子供引き渡し請求で審問
3/5(月) 21:19配信
米国在住の父親が、息子(13)を連れて日本に帰国した母親に息子の引き渡しを求めた人身保護請求の上告審で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は5日、父母双方から意見を聞く審問を開いた。父親の請求を棄却した名古屋高裁金沢支部判決が見直される可能性がある。上告審判決は15日。
高裁支部判決によると、父母はともに日本人で米国で暮らしていたが夫婦仲が悪化し、母親が2016年に息子を連れて帰国した。父親は国境を越えた子どもの連れ去りに関する国際ルールを定めたハーグ条約に基づき、東京家裁に息子の返還を申し立て、家裁は同年、母親に息子を返還するよう命令した。
しかし、母親が息子の引き渡しを拒否したため、父親が改めて高裁支部に人身保護法に基づく息子の釈放を請求。これに対し、高裁支部は昨年11月、「息子は自らの意思で日本に残ることを選択した」と退けていた。
審問で、父親側は「高裁支部判決は母親が法令を守らず息子と住み続ける現状を追認しており、子の最善の利益の確保を目指す条約の趣旨に反する」と主張。母親側は「息子の生活環境は良好で、本人は日本にとどまることを望んでいる」として高裁支部判決の維持を求めた。息子の代理人弁護士も「母親と引き離すべきではない」との意見書を提出した。
人身保護請求は人身保護法に基づき、不当に拘束された人の釈放を裁判所に請求する手続き。迅速な判断が求められるため、手続きは地裁か高裁と、最高裁の2審制で行われる。【伊藤直孝】
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